
こころとからだを整えて、自然な眠りへ
緊張をほどき、自律神経を整える
「寝つけない」「夜中に何度も目が覚める」「朝早く目が覚めて
しまう」
――そんな不眠の悩みを抱える方は多くいらっしゃいます。
特に中高年以降では、加齢による体内リズムの変化や
ストレス、身体の不調などが重なり、眠りの質が低下しやすくなります。
鍼灸は、からだとこころのバランスを整えることで、
自然な眠りを取り戻すサポートを行う治療法です。
〜不眠の原因と身体の関係〜
不眠には、いくつかのタイプがあります。
・寝つきが悪い(入眠困難)
・途中で何度も目が覚める(中途覚醒)
・朝早く起きてしまう(早朝覚醒)
その背景には、加齢によるメラトニン分泌の低下や、
ストレス・自律神経の乱れ、身体の冷えや痛みなどが
関係しています。
心と身体はつながっており、
筋肉のこわばりや血流の滞りがあるとリラックスしにくく、
浅い眠りが続く原因にもなります。
〜当院の鍼灸治療〜
鍼灸では、不眠を単なる「眠れない症状」としてではなく、
全身のバランスの乱れとしてとらえます。
首や肩のこり、背中への鍼やお灸の刺激で
副交感神経(リラックス神経)の働きを高め、
血流と自律神経のバランスを整えます。
その結果、心身が自然と休息モードに切り替わり、
寝つきがよくなり、途中で目が覚めにくくなっていきます。
当院では、不眠の原因や生活リズムを丁寧に伺いながら、
一人ひとりの状態に合わせた施術を行っています。